SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」
こんにちは!農業女子マーケティング部です。
nanapi創業者のけんすうさんが、ものすごーーく
良いマーケティングのフレームワークを提唱をしてくれました。
今のSNS時代、物を買う時のお客さんの行動パターンは、
- Discovery(発見)
- Response(反応、共感)
- Experience(体験)
- Story(物語化)
- Share(共有)
う〜〜ん。まさに!!!
農業に寄せて考えてみましょう。
今の時代、お客さんがどのように商品の存在を知るのかというと
スマホでInstagramやYouTubeでダラダラ見ていたら、「おっ」
と興味、関心のある商品や事柄を発見します。
例えば、ダラダラとインスタを見ていたら、子どもが
いちご狩りしている写真があって、「うちの子もいちご狩り
させてあげたいな〜」と思って、「いちご狩り」にピントが立つ
イメージです。
そして、次は
これは、反応することです。
これは共感をして、すぐにいいね!をしたり、コメントをしたりします。
より強い行動としてはホームページを調べたり、購入したりします。
要は、その商品を見たり食べた時の気持ち。
もはやみんな「機能」や「価格」や「デザイン」だけでは
感動してくれなくて、その先の体験がよくないとだめなわけです。
つまり、プロダクトアウトの時代はうんじゅうねん前に終わりました。
「どや!俺のいちご!甘いやろ!どや!」
だけじゃダメなんですね。
食べ方の提案をしたり、いちごがお客さんの手に届いた瞬間から
口の中に入るまでに感動の仕掛けをしておく。
食べたら終わりではない仕掛けを作ったりね。
けんすうさんは、こんな例を出しています。
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Appleが、「箱をあける瞬間の体験から最高」とかですね。ここは、ただ全部を高級な体験にするのがよいわけじゃなくて、AmazonのKindleみたいに「箱とかは安っぽいけど、とにかく価格が安い。そして、開いたら自分のAmazonアカウントですぐにログインしていて、読書が開始できる」みたいなのも立派な体験の一つです。
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そして、その体験が極まると、
体験が良い。つまり感動すると、人々はそれを自分の中で物語化します。
「自分で物語化する」というのがポイントです。
表面的な口コミはもう飽きられています。
「このイチゴおいしかった!」ではなくて「若いヤンキーみたいな人がすっごい熱い
気持ちでイチゴを作ってて、農家にもこんな人がいるんだ〜って思った。
食べてみたらほんとに甘くてびっくりした。」みたいな、
臨場感のある物語が刺さるんですよね。
これは、シェアです。感動した人の体験が売れるに直結する
口コミを発生させるんだと思います。
農家のみなさんも、DRESSを意識して
マーケティング戦略考えてみてはいかがでしょうか?
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